汚水ポンプ槽の不具合(´;ω;`)
ある現場のお話です。
標高600M高低差1200(斜めの距離含む)
の山の頂上にお店があります。そこでは今まで浄化槽を設置し放流してましたが、お店のお客様が増えて浄化槽では追いつかなくなり、既存浄化槽をポンプアップ槽にし下水に漂流する仕組みを考えました。もちろん市との協議の上承諾された施工です。
これまでの経緯
1頂上の集約数が大幅に増えた。
2今の浄化槽では対応できない処理量(山には大型な浄化槽を設置出来ない場所)
3山からどうやって下水につなぐの?
そのような問題点に達っして使途の協議を重ねった結果、頂上の浄化槽をポンプアップ槽を設け下水道に排出する工法で施工いたしました。
問題なく1年以上経過したのち、ポンプが動かない、、溢れる、、と伝えられ急遽現場に行きました。
実はこの設計にかかわって施工したのが私つっちーだから心配になりました!
こんな感じのポンプ槽です↓
ポンプ2台設置の追っかけ運転。
一台の容量が多くなれば2台動く仕組み。
選定計算は長くなるので書きませんが、高低差660Mを考慮し、流速計算
し市に協議!
流速を抑えなければ下水流入不可能!!きびしいですね!
流速減衰にはいろいろな手法がありますが各市長村にお尋ねください。
地域によって違いますけど。流速の抑え方はメールいただければお伝えします。
これは各市長村によって違うだけですので、、、ご了承くださいね^^
これはつっちーのポンプ設計です↓
2台のポンプで追っかけ運転です(一台がいっぱいになり追いつかないと俺助けるぜ!みたいにもう一台が動く仕組み♡)
これには記載してませんが、汚水槽を攪拌するために大型ブロアーがありますが、機能してませんでした。
それによって中の汚物が固着しポンプにつまりを生じ動かないということでした。
では、ポンプ槽をチェックします。ジャーン!↓
ポンプ槽にはモザイクかけました!ごはん中とか見れないっす!やばいっす!
たまってました。。。もうあふれてます、、、ポンプ槽のストレスかな?笑
※こうなれば攪拌して強制排出ですね!
仮ポンプを入れ強制排出~ すいません、仮説ではなく仮設でしたね( ´艸`)
つっちー奮闘中!
次はポンプ槽の潜りポンプ解体!
んん~つらい、、、だけど仕事、、、このような仕事をしなければインフラは保てない!だけどその仕事に誇りを持つ!それがつっちーW
結果、ポンプに大量の異物あり、、本当はこのポンプ汚物ポンプといってある程度攪拌(まぜる・砕く)機能がありますがそのポンプのフィルターに異物がかんで動きません!
また、水中を攪拌するブロアが機能しないため異物が固着してしまってます。
ポンプを見ると、今までない異物が!!!!※ブロア修理はメーカー依頼済み!
そう時代を象徴する異物、、、、繊維質、、そうマスク!!!
便所にマスクは捨ててはだめっすよ~~~マスクは流れないっす!
ア〇のマスクではないけど、、無駄にしたら駄目だよ~、、
ホント、ポンプにはマスク繊維?いっぱいだね!と言いながら汚物槽に入り!目を丸くしてポンプを取り出すつっちー((´;ω;`)ハア、ハア、、、環境やばっ!しかも寒っ!
手がさむくて震える、、、
とりあえず詰まったポンプを引き上げメンテナンス!
ポンプフィルターをとり、洗う、洗う!!
やはりポンプのつまりハンパない!
繊維はとれないっす!!
いろんな工具でゴシゴシ、シャカシャカ!ポンプ清掃完了!
ハイ!清掃して再度設置!もちろんポンプ槽の清掃はきれいに終わったよ(*^^*)
試運転もばっちり!
試運転も終わり無事再起動~
ポンプ槽や浄化槽もそうですけど、マメに清掃しなければ駄目ですね!
人と一緒でマメにメンテナンスしないと壊れますから!( ´艸`)
プロの知識とプロの技術を提供するつっちーでした!!えっ?ほんと?( ´艸`)